関西学院 災害復興制度研究所

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「序章―復興の指標を見つけよう」
2008/04/01

 

第1 回  「序論――復興の指標を見つけよう」
 
首都直下地震や東海・東南海・南海地震の発生が懸念される今日、いったん被災した社会は、これまでの自力再建を基調とした復興施策で果たして立ち直れるのだろうか。なにしろワーキングプアやインターネット日雇い、出勤ホームレスという新たな下流階層の登場が取り沙汰されるご時世だ。夕張市ほどでなくとも地方自治体の財政状況は軒並み芳しくない。高齢化時代の格差社会は、人や町から「復興バネ」という治癒力を奪いつつあるように思える。災害多発時代を生き抜くためにも、私たちは今、被災する前に「復興見取り図」をデザインする、という極めて想像力のいる作業を始めなければならない。
阪神・淡路大震災と新潟県中越地震。二つの被災地を結んで昨年、「復興デザイン研究会」が旗揚げした。そもそもわが国の災害対策関連法規には 「復興」についての定義がない。運動論、制度論、地域論、文化論、いろんな切り口から「復興」とは何かに迫ろうという集いだ。。。。。

≪(株)ぎょうせい  月刊ガバナンス2007年4月号掲載記事≫


※続きは、添付ファイルをご覧ください。

  
  コラム1

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